こないだ修正したもの

なんかいろいろバグが出てしまって申し訳ありません。
っていうか結構前から内包していた問題が出ていなくて、最近出てきた感がありますかね。。
 
ということで、実は3/9日にぱずぷれv3のバージョンをv3.2.5preからv3.2.5へと
細かい感じにアップデートしていたのでした。
その時に何を変更したのをというのについてちょっと触れます。
 
v3.2.5ではいくつかのスクリプトの修正も行っていたのですが、
ついでに2つほど、最近はやりのHTML5の機能を追加していたのでした。

一時保存/戻す機能

事の初めは去年2月末、1年以上前に、盤面をデータベースに保存する機能、っていうのを作ったのですが
これにはGoogle Gearsっていうプラグインが必要(Google Chromeには組み込まれていた)なので
僕も入れた事にちらっとしか触れないで、そのまま放置していました。
ただ、何かHTML5に対応しておこうと思ったので、ちょっとそれをリファインしてみました。
 →『一時保存/戻す』ってやつ
HTML5APIとしては、Web StorageとかWeb SQL Databaseという機能を利用しています。
この2つは主に、ある程度のサイズのデータをローカルに保存できるブラウザの機能です、
 
この機能は端的に言うと、盤面のデータをファイルに保存する代わりに、ブラウザの機能を利用して
盤面を、難易度/コメント付きで保存できる機能です。
今回作り直した事で、IE8+, Firefox3.0+, Google Chrome4.0+, Safari4.0+, Opera10.50+にプラグインなしで対応できました。
ただしこの機能を注意点として、ブラウザの機能を利用しているので
別のブラウザや、クリーンインストールしたりした時にはアクセスできなくなってしまうこと。
何かうまい実装方法ありますかねぇ。。

ウィンドウにファイルをドラッグするとファイルを読み込んでくれる機能 (Firefox3.6のみ)

これは、HTML5API名で言うとFile APIとDrag&Drop APIへの対応です。
現在ファイルの入出力については、JavaScriptとは別の、サーバに置いてあるcgiを使って無理矢理実行しているのですが、
Firefox系だけは、"ファイル読み込み"だけはJavaScriptからでもやることが出来ます。(これはちょっと前に追加していました)
そして、Firefox3.6では、ウィンドウの外からウィンドウにファイルをドラッグしてくるとJavaScriptでイベントを受け取ることが出来ます。
これを組み合わせると、Firefox3.6でファイルがウィンドウにドラッグされると、ファイルの読み込みが出来るわけなのです。
これを利用して、ぱずぷれv3のv3.2.5では、Firefox3.6限定で、そうしてファイルを読み込める機能を追加しました。
 
ただし、Firefox3.6+以外でそういうことをやると、ページが切り替わって、盤面の内容が消えると思うのでかなり注意。
なお、他のブラウザでそれが出来るようになるかは実装次第。GoogleChrome5では実装を目指しているようです。